西日本新聞にこのような記事が掲載されていました。
『西日本新聞』 平成29年度8月28日 朝刊
日本でも自動運転の社会実験が本格的に動き出したようです。
市街化調整区域に区分されている区域は
山間部に位置することが多いため
都心と比べて公共交通手段に限りがあります。
この図は、福岡市内のバス路線運行図です。
この図をみると
の運行回数は市街地とくらべて多くはありません。
市民の足を担う、西鉄バスなどの民間企業は経済合理性から
どうしても採算性の悪い路線は継続しづらくなると思われます。
これから少子高齢化が進むと、まずは山間部の人口から減っていきます。
そうなると、山間部の路線廃止の傾向はより顕著になると予想します。
また、市街化調整区域に住む高齢者の方で
今は運転ができている方でもいづれできなくことを考えると
高齢者の日常生活に影響がでてくると思われます。
で、今回の西日本新聞の記事ですが
以上のようなこれから起こるべきであろう
市街化調整区域(特に山間部)の社会的課題を予想すると
この記事はパラダイム・シフト的なニュースではないでしょうか。
今後、自動運転やAIなどテクノロジーの進化から目が離せません。